頭痛:頭痛の90%以上はなんと片頭痛!?タイプと解消法をチェック!

 

頭が痛くて仕事に身が入らない、旅先で突然頭痛に襲われ予定をキャンセルしてしまった…。

そんな経験を持つ女性も少なくないのでは?

頭痛はれっきとした病気です。

”ただの頭痛”と思って放っておくと、慢性化して頭痛が頻繁に起きやすくなってしまったり、徐々に悪化していく場合もあります。

何らかの病気が原因で起きている場合は「二次性頭痛」といい、その場合は原因となる病気の治療が優先されます。

でも、検査をしても原因となる病気が見つからない慢性の頭痛は「一次性頭痛」といい、その中には片頭痛、緊張型頭痛などのいくつか種類があります。

頭痛女子の90%以上がなんと片頭痛!?

毎月1回から数回は頭痛に悩まされる、生理前になると頭が痛くなる、雨の日や気圧が低いときは頭痛になりやすい…。

心当たりがある人は、まずは片頭痛と思っていいでしょう。頭痛がつらくて病院を受診する患者の9割以上が片頭痛です。

しかも片頭痛患者の男女比は1:4で女性が多く、一説には30代女性の5人に1人は片頭痛持ちだともいわれています。

それだけ大勢の女性が頭痛に悩まされながら、いまだに頭痛は診察が必要な病気だと考えられていません。

鎮痛剤との付き合い方を間違えると、さらに頭痛が頻繁化する場合もあります。

頭痛女子を悩ませる片頭痛と緊張型の特長は?

片頭痛

片頭痛とは?

頭がズキンズキンと痛む片頭痛は、脳内物質セロトニンの増減に伴って脳の血管が拡張し、血管の周囲に張り巡らされている三叉神経が刺激されて、そこから炎症物質が分泌されることによって起きます。

一般的には、こめかみから目のあたりや、頭の片側が痛むといわれているが、頭頂部や両側の側頭部に痛みが出る場合もあります。

下を向いたり頭を動かすと痛みがひどくなるのが特徴的です。

頻度は月に1回から、多い人で週1~2回です。

持続時間は数時間から、長い人で2~3日続きます。

片頭痛を誘発するものは?

片頭痛を引き起こす要因となるのは、さまざまな環境の変化や、体内の生理的な変動です。

それによって脳内のセロトニンの分泌量が増えたり減ったりすることで起きます。

具体的には光や音やニオイなどの感覚刺激、気温や気圧の変化、睡眠不足や疲労のよる体調の変化などです。

リラックスできる週末や休日に起こりやすいです。

また、月経周期に伴う女性ホルモンのエストロゲンの増減に連動してセロトニンの分泌量も変動するため、月経前後や排卵日に頭痛が起きる人が少なくありません。

痛み以外の症状は?

片頭痛は、痛み以外にも特徴的ないくつかの症状が伴います。

頭痛と同時に、光や音、ニオイに敏感になったり、皮膚などの感覚が過敏になります。

そのためコンタクトレンズやメガネが異様に気になったり、腕時計やベルトやブラジャーの締めつけ感が不快に感じる人もいます。

さらに、軽い吐き気や嘔吐もあり、頭痛のときは物を考えたり、作業ができなく場合が多いです。

また、頭痛の前兆として、目の前がチカチカしたり、首や肩の異常な凝り、生あくび、空腹感などを覚える人もいます。

片頭痛になりやすいタイプは?

脳内の血管が拡張することで起きる片頭痛は、言い方を換えると、脳の異常な興奮が痛みを引き起こす状態ともいえます。

実は片頭痛持ちの人は脳の働きが人一倍活発で、五感が優れ、頭の回転が速い人が多いそうです。

これは生まれつきの体質のようなもので、片頭痛の人は子供の頃から、よくお腹が痛くなったり、乗り物酔いをしやすかったり、緊張がとけた時に吐きやすかったり、どことなく落ち着きがなかったり、人ごみが苦手といった特徴が表れていた人が多いといいます。

緊張型頭痛

緊張型頭痛とは?

肩や首の凝りの延長で、頭の筋肉が緊張することで引き起こされるのが緊張型頭痛です。
筋肉の血流が滞って老廃物が溜まり、それが周りの神経を刺激して重苦しい痛みが生じます。

人によっては同時にふわふわするようなめまい感や目の疲れ、全身の倦怠感を伴う場合もあります。

痛みは午後から夕方にかけて強くなる傾向があります。

頭や体を動かしても症状が悪化することはありません。

仕事や家事もなんとか続けられます。

放っておくと何ヶ月も続いて慢性化する場合もありますが、片頭痛と違い、原因がはっきりしているので、凝りに対処すれば頭痛も治ります。

片頭痛を起こさないための生活

緊張型頭痛と違って、片頭痛を引き起こす要因は多岐にわたります、

そして、片頭痛をなくす根本的な治療法は、残念ながら今のところありません。

なので、毎日の生活の中で、片頭痛を引き起こす可能性があるものをなるべく避けて過ごすことが、一番の対処法になります。

頭痛を誘発する食べ物

一般に血流をよくするといわれる食材は、血管を拡張するため頭痛女子には要注意です。

頭痛が起きやすそうな日や疲れているときは避けたほうがベターです。

和食はおすすめです。

オリーブオイル

オイルに含まれるポリフェノールに血管拡張作用があります。

イタリアンの外食時には気をつけてください。

チーズ

チラミンとい血管拡張物質が多く含まれているので、食べる量と頻度を調節してください。

チョコレート

チョコもポリフェノールを多く含むうえに、チーズろ同じチラミンも含有されています。

食べ過ぎに注意してください。

ハム、サラミ

発色剤として使われている亜硝酸ナトリウムに血管を広げる作用があるのでほどほどにしてください。

赤ワイン

アルコールが血管を広げるうえに、色素成分のポリフェノールも片頭痛を誘発しやすいです。

柑橘類

みかん、オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどには血管を拡張して血流を促す物質が含まれています。

頭痛にならない部屋

明るすぎる光や強い香り、鮮やかな色などは片頭痛を誘発するので置かないようにしましょう。

ファブリックは柔らかな色調を選び、目に優しく、なるべく刺激の少ない部屋を目指してください。

照明はLEDライトに

片頭痛が起きると蛍光灯の明かりが不快に感じられる人は多いのです。

蛍光灯の微妙なちらつきは頭痛の要因になるので、LED電球や白熱灯を選びましょう。

明るすぎも避け、落ち着いた照明にしましょう。

休日の過ごし方

休日、お昼ぐらいに起きたら頭が痛くなっていた、という経験がある人も多いのでは?

それは緊張状態が続いた後にホッと気がゆるむと、副交感神経が優位になって血管が拡張するため、片頭痛が起きやすいからです。

それを避けるには、休日前の就寝時に何でもいいので明日やることをひとつ決めることです。

ゴミ出しやDVDの返却のような些細な用事でOKです。

こうすれば脳が完全にリラックスするのを防げて、起き抜けの頭痛がなくなるはずです。

テレビは要注意

”テレビを見るときは、部屋を明るくして離れて見ましょう”は鉄則です。

長時間の視聴も片頭痛が起きやすくなるので気を付けてください。

画面の明るさ調整で柔らかな画質にしたり、音も高音や低音を絞るなどの工夫をしてください。

窓を開けてニオイ対策

片頭痛の人はニオイにも敏感です。

部屋の換気はこまめに行ってください。

また、芳香剤のツンとしたニオイや、洗剤の香りが引き金になる人もいるので、香りが強いものは避けたほうがいいです。

こんな場所は要注意

気分をリフレッシュさせるために出かけたのに、行った先で強い刺激を浴びて頭痛を招いてしまった…なんていうことも。

特に疲れているときは、光や音、ニオイなどの刺激が強い場所はご用心ください。

カラオケボックス

タバコや芳香剤、食べ物の臭いが混ざり合った室内で、薄暗い室内照明やテレビ画面、大音量などの刺激が重なって頭痛を誘発します。

映画館では特に3D映画が危険です。

コンサートも、体調によっては頭痛発作を招く可能性があります。

化粧品売り場

明るすぎる照明、香水や化粧品のニオイなどが頭痛の要因になるほか、夢中になっていろいろな商品を見ているうちに、脳が興奮してしまう場合もあります。

こまごましたものが大量に陳列されているお店も人によっては要注意ポイントです。

デパ地下

出かけるなら時間帯に注意してください。

たくさんの人で混雑する夕方は避けたほうがベターです。

さまざまな食べ物のニオイ、店員の大きな掛け声に加えて、人ごみに酔ってしまうと、てきめんに頭痛がします。

マスクなどでニオイを防ぐ工夫も。

乗り物は工夫が必要

長距離移動の前日はきちんと睡眠をとることです。

乗る前に酔い止めを薬を飲んでおくと片頭痛予防の効果も期待できます。

移動中の飲み物はカフェイン入りのコーヒーや紅茶が◎です。

飛行機

飛行中の機内は地上に比べて気圧がやや低く、血管が広がりやすいです。

赤ワインやチーズ、チョコレートの摂りすぎはくれぐれも注意してください。

暗い機内で映画などを見るより、ゆったりした音楽を聴きながら静かに過ごしましょう。

新幹線

座席を選ぶなら、窓側よりも通路側がおすすめです。

特に進行方向に向かって右側(線路側)の窓側席は、反対方向に進む新幹線とすれ違う瞬間に急激な気圧変動を受けやすいため、頭痛の引き金になることがあるので気を付けてください。

車内にタバコのニオイがしみついていたり、芳香剤がおいてあると頭痛が起きやすくなります。

車高の低い車のほうが、車高の高い車よりも揺れが小さいため脳への刺激も少ないです。

日差しが強い日はサングラスが頭痛予防に有効です。