自律神経:病気じゃないけど体がダルい。その原因、自律神経かも。

 

肌コンディションと女性ホルモンの分泌には、密接な関係があります。

自律神経のせい?

首から肩がガチガチ。肩こりがひどくて悩んでいます。

首や肩のひどい凝りは、自律神経失調症のよくある症状のひとつです。

ひどいときには頭痛やめまいまで引き起こすこともあります。

疲れやすく、なかなか疲れが取れません。

体がだるく、ちょっと動くとすぐに疲れてしまう。

無理をするとその疲れが何日も抜けない。

自律神経の乱れからくる疲労感かも?

寝つきが悪く、なかなかぐっすり眠れません。

自律神経が乱れると、寝つきが悪い、眠りが浅い、朝なかなか起きられない、といった睡眠障害に悩まされることもよくあります。

仕事もプライベートもやる気が起きず、無気力になってしまいます。

無気力状態が続くというのも、症状のひとつです。

集中力がなくなったり、物忘れがひどくなるなど日常生活に支障がでることもあります。

気分が落ち込んで、すぐネガティブな思考回路にはまってしまいます。

漠然とした不安を感じ、つい悲観的になってしまいます。

つまらないことでクヨクヨしたり、ネガティブになったりします。

時には涙が出たりもします。

寒く無い日でも手足が冷えて不快です。

自律神経が乱れると、血液循環が悪くなるので、気温の高い日でも手足が冷えることがよくあります。

逆にほてるという人もいます。

女性用ストレス耐性チェックリスト

下の各項目で、最もよく当てはまると思われる段階を選びチェック表を入れてください。

(※印の項目については はい/いいえ で答えてください)

めったにない(いいえ) ときどき しばしば いつも(はい)
物事を冷静に判断する □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
考え方が前向きである □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
気持ちや感情を表現するほうである □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
楽しい気分になれる □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
人の言動や顔色が気になる □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
明朗である □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
他人をうらやましがる □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
行動することが好きである □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
他人を非難する □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
物事に融通がきく □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
他人の長所に気がつく □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
お礼状や手紙の返事をすぐ書く □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
のんきである □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
事実を確かめる □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
周囲に配慮して行動する □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
素直に感謝することができる □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
友人が多い(※) □ 0 □ 4
女性は立場上、不利だと感じている □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
学業や仕事がつらいと感じている □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
楽しめる趣味がある(※) □ 0 □ 4
物事を悲観的に考える □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
悩み相談できる家族や友人がいる(※) □ 0 □ 4
気分が落ち込む □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
不安になる □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
気になることがあると眠れない □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
月経に伴う症状に悩んでいる □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
家庭内不和である □ 4 □ 3 □ 2 □ 1
職場や家庭での、役割や立場に満足している □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
いやなことはすぐに忘れる □ 1 □ 2 □ 3 □ 4
感情を自分でコントロールできる □ 1 □ 2 □ 3 □ 4

答えの数字を合計し、あなたのストレス耐性度を判定してください。

  • 27~80:ストレスに弱い
  • 80~105:健常女性の平均
  • 105~120:ストレスに強い

ストレスに要注意!一度は検査を受けて。

不眠、疲労感、めまいや立ちくらみ、無気力や頭痛、肩こりといった体調不良に悩まされている女性は意外に多いです。

病院で検査を受けても異常が認められないのに自覚症状は消えない。

そんな状況は、自律神経の乱れからきている可能性があります。

そもそも、自律神経はなぜ乱れ、どのように体に不調をもたらすのでしょうか?

ひとつには、ストレスがあります。

最近は男性並みに仕事をする女性も多いです。

残業などによる生活のリズムの乱れや仕事上の重圧などでストレスフルな環境に置かれている人が、過剰なストレスが引き金となって自律神経失調症になる例はすくなくありません。

もともとストレス耐性の低い人は要注意です。

几帳面だったり、完璧主義だったり、周囲に気を使いすぎて、ストレスを上手に処理できないと、自律神経に不調をきたしやすいです。

自己診断は禁物。きちんとした診断を。

一方で、短絡的に「自律神経失調症」と自己診断することには問題があります。

ほかの重大な病気が潜んでいるかもしれないからです。

ステップとしては、まず内科や婦人科で自覚症状について精密検査を受けることが重要です。

貧血や甲状腺疾患などの場合もあります。

それで、異常がないと言われたら、心療内科で自律神経失調症について診察、検査を受けましょう。

では、自律神経の乱れを改善するために自分でできることは?

一番大切なのは、必要十分な睡眠をとることです。

就寝と起床の時間を一定に保つ生活リズムを整えることが、改善につながります。

また、ダイエットなどで栄養、特にタンパク質が不足するのもいけません。

一度、自分の生活状況を振り返ってみてはいかがでしょうか?

生活習慣を改善するだけでも、症状が軽くなることもあります。

自律神経って何?そのそくみはどうなっているの?

自律神経とは、体のさまざまな機能の微調整を行う役割を果たしている神経で、交感神経と副交感神経から成り立っています。

交感神経は、”活動する神経”といわれ、緊張状態を作りだし、精神・身体活動を活発にします。

副交感神経は”休む神経”と呼ばれ、心身をリラックスさせる働きがあります。

この二つがバランスをとり合うことで、緊張ととリラックスがほどよく調和し、体の内部環境が一定に保たれているのです。

交感神経・副交感神経の働き

交感神経 副交感神経
精神活動 促進、活発化させる 休息する
瞳孔 拡大する 縮小する
呼吸 激しくする 穏やかにする
心筋・心拍数・血圧 縮・増加・上昇させる 弛緩・減少・下降させる
消化器・消化液の分泌 抑制する 促進する
膀胱 尿を溜める 排尿する
生殖器 子宮の収縮、排卵を促進させる。 子宮を弛緩させる
皮膚 汗、鳥肌を立てる 乾燥させる
ホルモン分泌 促進する 安定させる
血糖・血中脂質 上昇させる 安定させる

交感神経と副交感神経のバランスの乱れ。

一方の神経が働きすぎたり、切り替えが悪いと、問題が起こります。

朝起きて交感神経の働きが悪いと、通勤電車でめまいを起こしたり、午前中ぼーっとしたり。

逆に交感神経の働きが亢進すると、眠れなかったり、人前で緊張して動悸が激しくなったり、ということが起こります。

こういった不安や緊張を自分自身でコントロールするためのメソッドが「自律訓練法」です。

ドイツの精神科医シュルツによって開発され、心理療法として既に確立されたものだが、健康な人緊張をほぐしたり、アスリートが大事な試合前に集中するために行うことも多く、心療内科やカウンセリングセンターなどで指導を受けられます。

自律神経を整える「自律訓練法」のやり方

基本姿勢:仰向けに寝るか椅子に腰かけ、目と口を軽く閉じる

  1. スタート
    「気持ちが落ち着いている」と暗示を繰り返す。気持ちがゆったりするまで続ける。
  2. 第1公式:手足の重感練習
    右手(利き手)が重い→右足が重い→左手が重い→左足が重い、の順に暗示をかける。
  3. 第2公式:手足の温感練習
    右手(利き手)が温かい→右足が温かい→左手が温かい→左足が温かい、の順に暗示をかける。お湯につけているところを想像しながらやるとよい。
  4. 第3公式:心臓調節
    心臓が静かに、規則正しく打っている、とイメージ。
  5. 第4公式:呼吸調節
    楽に呼吸している、とイメージ。
  6. 第5公式:腹部温感調節
    胃のあたりが温かい、とイメージ。
  7. 第6公式:額の涼感調節
    額が涼しい、とてもさわやか、とイメージ。
  8. 打消し動作
    両手の開閉や腕の屈伸運動、そして大きく伸びをして終わる。

※妊娠中や心臓、呼吸器、消化器、脳に疾患のある場合は行わない。

日常生活でできる、自律神経の整え方。

症状に応じたツボを刺激し、エネルギー循環をよくする。

親指と人さし指の付け根の間にある「合谷(ごうこく)」は肩こりを、また、後頭部の生え際のくぼみ「風池(ふうち)」は、頭痛や倦怠感を緩和するツボです。

自分でもケアできます。

 

深くゆっくりした呼吸で心を落ち着かせる。

緊張や不安で高ぶった神経を鎮めるには、深くゆっくりした呼吸が効果的です。

ヨガの「完全呼吸」や気功の「丹田式呼吸」などの呼吸法で、心を落ち着けリラックスすることができます。

朝、太陽の光を浴びて体内時計を調節する。

夜更かしや昼夜逆転の生活が続くと、自律神経にも乱れが生じてきます。

その修正に最も効果的なのが、朝の太陽の光です。

朝起きたらカーテンを開けて、たっぷり日光を浴びましょう。