耳鳴り:長引く耳鳴りは内耳の障害かも。早目の処置が聴力を守るカギ!

 

実は、気づかなくても、ほとんどの人は耳鳴りがしているといわれています。

たいていは一過性であるなど心配ないけれど、不快なくらいに音が大きい、繰り返したり、継続したりする、聞こえづらい音がある、というときは病気の可能性があります。

そのままにしておくのはなく、必ず病院でチェックをしてもらいましょう。

若い女性に多いのは騒音性難聴や音響外傷による耳鳴りです。

また、ストレスからくる低音障害型感音難聴も増えています。

いずれも耳の、内耳と呼ばれる部分に障害があるケースです。

聞こえづらいなど、難聴を伴うことが多いです。

内耳は音の振動を神経への信号に変える役割を果たしている大事な場所です。

構造も複雑なこともあり、早めに処置しないとやがて聴力が低下することにつながる可能性もあります。

異変に気づいたらすぐに受診をしてください。

騒音性難聴

大音量を聴く習慣が招く、高い音の耳鳴り。

通勤中は毎朝、イヤホンで大音量の音楽を聴いている。

そんな習慣のある人が気をつけたいのがこの騒音性難聴です。

電車の中は意外と騒音が大きい場所です。

無意識に音量をあげてしまい、それが耳の感覚細胞に負担になっています。

キーン、ジーンという高い耳鳴りがして、目覚まし時計などのデジタル音が聞こえづらくなるのが特徴です。

徐々に難聴が進むため、検診などで気づく場合もあります。

こんな人は注意

□ キーンとした高い耳鳴りがする

□ 毎日イヤホンで大音量の音楽を聴く

予防と対策

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴く場合、ボリュームは目盛りの半分ぐらいにしてください。

通勤電車などでは、乗る前の音量をキープするのがコツです。

語学のトレーニングも同じです。

耳に違和感を覚えたら使用をやめ、病院へ行きましょう。

神経細胞の働きを活性化する薬などで治療します。

音響外傷

ライブやクラブ遊びのあとに鳴るならこれ。

ライブ会場やクラブ。

自分の声も聞こえないくらいの音にさらされる場所でも、内耳には確実に影響があります。

スピーカーの真ん前や、狭い部屋で音が反響する壁の前にいたりするとなりやすいのがこの音響外傷です。

大音量になる激しい振動が神経細胞を壊してしまいます。

その会場をなどを出た直後から高い音の耳鳴りがして、重症だとその場にいるときから耳が聞こえなくなることもあります。

こんな人は注意

□ ライブなどで大音量で騒ぐのが好き

□ ライブで遊んだ後に耳鳴りがする

予防と対策

大音量の部屋で耳がおかしい、と思ったらとりあえずその場を離れます。

または、耳栓も有効です。

スポーツ用の、高性能で目立たないものを使うのも手です。

耳鳴りや難聴が起きたら、すぐに病院へ行きましょう。

細胞を活性化するステロイド剤や、血行をよくするビタミン剤などで治療します。

低音障害型感音難聴

ストレスが原因!?低い音の耳鳴り。

ある日突然耳が詰まった感じがして、トンネルを風が抜けるような低い音の耳鳴りが続くようなら、この低音障害型感音難聴である可能性があります。

内耳には内リンパと外リンパという2種類の液体が入っていて、外からの振動を伝える役割を果たしています。

ストレスによって、自律神経の働きが乱れ、このリンパ液のバランスが崩れて起きるといわれれています。

こんな人は注意

□ 几帳面で仕事熱心

□ 低い音の耳鳴りがする

予防と対策

リンパ液の量を調節する薬を用いたりするが、何より大切なのはストレスコントロールです。

仕事を減らし、きちんと寝る。

それだけで改善することもあります。

ゆとりを大切にしてください。

めれに、メニエール病という難病に移行することもあります。

ひどくなる前に生活改善を。

聞こえづらいときは滲出性中耳炎の場合も。

中耳に液体が溜まるのが滲出性中耳炎です。

耳と鼻をつなぐ耳管の働きが弱いために起きます。

急性中耳炎が慢性化していることもあるので、要注意です。

耳が詰まって感じがして、聞こえづらいなどの症状があります。

飛行機に乗ると耳が痛いなど、耳管の働きが弱い人は注意してください。

風邪のあとに聞こえづらい状態が続く、といった場合も、この滲出性中耳炎である可能性があります。