生理:意外と知らない生理のこと。その謎やお悩みを解決!

 

誰かと比較することができないだけに、意外に見逃してしまいがちな生理の以上。

過多出血だと子宮筋腫や子宮内膜症、生理がずっと続くと甲状腺の病気などの疑いがありますので、軽視できません。

大したことないと放置していると、不妊につながる病気にかかったりして、妊娠したいときにすぐにできないということもあります。

異常を感じることがあれば、一度産婦人科へ。

できれば、短期間でも基礎体温を測ってあると、病衣が見つけやすいのでよりベターです。

また、検診を定期的に受けることで、子宮頸がんなどを早期発見することができます。

吸収力や通気性に優れたナプキンを使うことで、快適さはかなり違います。

昼用、夜用、軽い日用など使い分けるのがおすすめです。

私の生理が普通かどうか知りたい!

経血量や日数、周期など実際のところはどれくらいが普通なのか?

Q.生理の量、普通ってどれくらい?

A.経血量は個人差があるものです。

目で見て普通かどうかはわかりにくいので、不安がある場合は、婦人科を受診したほうがよいでしょう。

花王の調べでも1回の生理の経血の量は19~252gと幅があります。

ナプキンは3~4時間おきに、トイレに行ったときに交換するという人が多いです。

1回の生理で使うナプキンの量は?

65%の人が10~23枚で、平均は20枚です。

ナプキンは通常1パック20枚以上入りで、昼用・夜用を使い分けることを考えると、1回の生理で1パック使いきる人は少ないかもしれません。

多い日にナプキンを替える枚数は?

平均で3.8枚というのは多い日の枚数としては少ない印象です。

多い日用や夜用のナプキンが進化しているため、頻繁に交換しなくても快適過ごせているようです。

Q.みんな何日くらいで、終わるの?

A.平均すると6.2日です。

正常な出血持続日数は3~7日間とされています。

10日異常続くのであれば、子宮筋腫などの病気が考えられます。

逆に、すぐに終わってしまうなら、無排卵月経の可能性もあります。

その場合は、1ヵ月程度、基礎体温をつけてから婦人科で診察を受けるのがおすすめです。

1回の生理の出血持続日数は?

いちばん多かった日数は6日間で、100人中29人です。

ほとんどの人が4~7日間で終わるという回答でした。

少数派としては、1~3日間で終わるという人が2人いました。

Q.ナプキンをしている時のムレが気になります…。

A.吸われない経血がムレの原因です。

吸収力の良いナプキンは、肌に当たる部分だけでなく、裏側も通気性が良いこともポイントです。

また、べったり張りつかず、点で触れるような構造のものだとムレにくいです。

生理の終わりかけは、軽い日用に切り替えるとさらに快適になります。

Q.昼なのに夜用を使う私は量が多いの?

A.職種によってはなかなかトイレに行かれなかったり、安心感があるなどの理由で、昼でも夜用を使う人は珍しくありませn。

量のは個人差があるし、ナプキンを取り換える頻度にもよるので、難しいところです。

ただ、「量が多いかも」と思うなら、一度、婦人科で検診を受けましょう。

昼でも夜用ナプキンを使っている?

4割以上の人が昼でも夜用ナプキンを使っているという結果です。

最近の夜用はかなりスリムで下着にも響かないから、仕事で長時間交換できない人にも頼られているようです。

Q.生理痛の普通って?ちょっとの痛みなら我慢するべき?

A.我慢しないで婦人科を受診しましょう。

最近は10~20代でも子宮内膜症や子宮筋腫の人が増えています。

将来不妊にならないためにも、治療を始めるのは早いに越したことはありません。

不妊治療で、はじめて内膜症が見つかる場合も多いですが、それだとすぐに妊娠するのが難しいこともあります。

生理痛に悩んでいる?

多かれ少なかれ生理のときの下腹部痛に悩んでいる人は92%です。

そのうち47%の人が鎮痛剤を飲んでいました。

また、香りで気分転換をしたり、軽い運動をして緩和するという人もいます。

生理にまつわる悩み

  1. カラダが重い、ダルい
  2. 腹痛がひどい
  3. イライラが治まらない

下腹部痛だけでなく、片頭痛に悩まされている人もいます。

これは女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が生理前後に大き増減するためです。

ツラいときは我慢せずに鎮痛剤などにた頼ってください。

Q.生理がいつ始まるか知りたい!

A.基礎体温をつけるのが一番です。

安定した高温期になって12~14日目に次の生理がきます。

基礎体温がつけられないなら、体のサインをメモしてみましょう。

おりものが温泉卵の白身のようになる排卵のあたりから、胸やお腹の張り、便秘などが出て、数日後に生理になるなど、認識しておくとよいと思います。

高温期になって12~14日目に生理は開始する。

基礎体温は、朝、目覚めてすぐに測った体温です。

正常な基礎体温はグラフにすると一定の周期で変化しているのがわかり、生理が始まる時期や排卵期まども予測しやすいです。

 

Q.周期が乱れがちなのはどんな理由が考えられる?

A.まず考えられるのは、ホルモンバランスの乱れです。

ストレスや不規則な生活などが原因であることが多いです。

排卵の有無を知るためにも、基礎体温をつけることをおすすめします。

ピルなどを利用することで解決する場合もありますが、早期閉経の疑いがある場合は、早目の治療が必要になります。

生理の周期は一定?

「異常あり」が60%で、そのうち43%は「ときどき乱れる」ということだったので、それほどの心配はなさそうです。

ただ、なかには「ずっと不正出血が続いている」「生理がない」という人もいます。

私の生理が異常かどうか知りたい!

Q.最近、鎮痛剤が効かなくなってきた気がそます…。

A.一度、産婦人科で相談をしたほうがいいかもしれません。

鎮痛剤が効かなくなった原因が、子宮内膜症などの病気で痛みが強くなったという可能性があるためです。

また、鎮痛剤は痛みを我慢してから飲んでも効きません。

そろそろ生理だから痛みが来るかな、と予測して、少し前倒しで飲むようにしましょう。

Q.生理前の便秘で、お腹が張るのがツラいです…。

A.便秘になるのは、黄体ホルモンの影響で腸の働きが悪くなるためです。

こればかりは、自律神経が関与しているので、コントロールが難しいものです。

リラックスして体を温め、軽いストレッチなどで腸を動かすよう心がけましょう。

漢方の便秘薬などもおすすめです。

食事はもちろん食物繊維なども摂ってください。

Q.生理がひどい時とそうでない時があるんだけど。

A.環境的な問題が影響している可能性が大です。

生理痛の大きな原因といわれているのは、体内で分泌されるプロスタグランジンという物質です。

ストレスや疲れ、冷えなどがあると、プロスタグランジンの分泌量が増え、痛みがひどくなる場合があります。

また、左右の卵巣機能の優劣によって痛みの差があることもあります。

Q.加齢とともに量が減っているですが、そろそろ閉経なの?

A.40歳以下で極端に減ってきているならば、検査をおすすめします。

最近は40歳未満の早発閉経が増えています。

2日以内で終わる、過短月経や過少月経は、もともと卵巣機能不全かもしれません。

重ねて、周期が24日以内の頻発月経でもあるなら、甲状腺などの病気や閉経に向かっているケースもあります。

Q.生理に関係なく出血します。これって病気?

A.出血の時期によっては治療の必要もあります。

生理が終わって約1週間前後の排卵期の出血であれば、心配ありません。

ただ、ダラダラとずっと続いているのであれば、無排卵月経の可能性もあります。

その場合はピルなどでの治療が必要です。

また、おりものに血が混じってピンクぽくなっているなら、膣炎かもしれません。

Q.生理のニオイがどうにも気になる…。

A.ニオイの主な原因はムレです。

表面に残さずにしっかりと吸収し、しかも通気性の良いナプキンを使って、こまめに交換するようにすれば、かなり気にならなくなるはずです。

また、動きに反応して、フレグランスが香るような柔軟剤もおすすめです。

好きな香りのものを選べば、気持ちがちょっと和らぎます。

 

Q.生理になると下痢してしまいます。

A.これも生理中に子宮内膜から分泌される、プロスタグランジンの影響です。

プロスタグランジンは、腸の蠕動運動を促進させるため、吐き気や、下痢、胃痛などを引き起こすことがあります。

また、生理中は心理的にも不安な状態になり、ストレスから下痢してしまう場合もあります。

市販薬などで乗り切りましょう。

Q.血がちょっと茶色っぽいのですが、何か混ざっているの?

A.たまに経血の色が違っていると、ドキッとすることがあります。

最初は赤くて、2~3日目に赤黒くなり、次に茶色、終わる頃には黒っぽくなるというのが正常です。

真っ赤でないのは、はがれ落ちた子宮内膜やおりものなどが混ざって排出されているからです。

普通のことなので、心配することはありません。

Q.生理前のイライラ・だるさがツラい!

A.これはまさにPMS(月経前症候群)の症状の一つです。

PMSは体の正常な反応で、妊娠できるからこそ出る症状です。

我慢できる程度なら気にしないで大丈夫です。

ただ、会社を休んだり、仕事にミスが出るようなら、医師に相談してください。

漢方薬やサプリメント、点滴などで緩和できます。

生理にまつわるウソ・ホントが気になる!

Q.生理中は肌が敏感になるってホント?

A.肌トラブルを起こしやすい状態です。

新しい化粧品を使ったり、ムダ毛処理をするのは避けてください。

薬剤がしみやすので、髪のカラーリングやパーマもおすすめできません。

また、激しい運動も体に負荷をかけるのでNGです。

ただ、じっとしていると血行が滞りがちなので、適度にストレッチをしてください。

ムダ毛の処理は避ける

生理期間中にレーザー脱毛などをすると、ふだんより痛みを強く感じるうえ、膿を持って毛包炎になる場合もあります。

また、バリア機能が弱まっているため肌荒れしやすいので、自己処理も避けてください。

激しい運動はNG

経血が逆流しやすい激しい動きはNGです。

体を動かすならゆったりしたストレッチやヨガがいいです。

血行が良くなり、子宮収縮をしなくても経血が流れるようになるので、痛みの軽減にもなります。

新しいコスメは生理後に

生理中は一時的に肌が敏感になり、ふだん使っている化粧品でもトラブルが起きがちなので、真価が分かりにくいです。

新しい化粧品を試すなら、肌のコンディションが安定している生理後がベストタイミングです。

Q.生理を早く終わらせる方法があると聞いたけど…。

A.例えばビデを使うと生理がちょっと早く終わる気がするけど…。

経血の量は決まっているので、早く終わるということはありません。

早く終わらせようと、まだナプキンが必要な状態なのにビデを使うのはNGです。

ただ、生理の終わりかけに、膣の中に残っている少量の経血を洗い流すことはOKです。

Q.生理中、デリケートゾーンって洗ってはだめなの?

A.ただでさえ、まぶたよりも皮膚が薄いデリケートゾーンです。

生理中にお風呂で洗うと浸みるという声もあります。生理中は特に、皮膚がアルカリ性に傾いているので、洗浄力が強いアルカリ性の洗浄料は避けるのが無難です。

できれば、ph値の低いデリケートゾーン用の洗浄料を使い、手で優しく洗うのがおすすめです。

Q.生理中に、SEXしても大丈夫?

A.絶対にNG!

 

生理中は膣内がデリケートになっていて、バリア機能も低下しているため、ふだんならなんでもない雑菌にも弱い状態です。

感染症のリスクがとても高いです。

また、ばい菌が入った経血が逆流して卵管に入り、子宮内膜症の原因になる場合もあるので、軽視せず、やめましょう。

Q.出産すると生理痛は軽くなるって本当ですか?

A.基本的に、軽くなる人が多いです。

これは、経血の出口である子宮口が一度大きく開くので、経血が流れやすくなるためです。

また、陣痛と生理痛はどちらもほぼ体内で分泌されるプロスタグランジンによるものです。

痛みの種類は同じなので、陣痛を経験した後は、生理痛が軽く感じるともいわれています。

Q.生理中のツラさを軽減する食べ物があるの?

A.血液が排出されるため、生理中に1週間前から鉄のサプリメントを摂るのがおすすめです。

食事でも、レバーやほうれん草、プリーツレタスなどの鉄分が多いものを摂りましょう。

気持ちを安定させるためにはカルシウムもおすすめです。

逆に辛いものやカフェインなどの刺激物は避けましょう。

ピルについても知っておこう!

生理痛の改善や、生理のタイミングをコントロールできることで、今注目のピル。

どんなメリットがあるのか?

 

Q.ピルを飲むと生理がコントロールできるって本当?

A.毎日飲めば月経周期が整います。

本当です。

1日1回1錠飲むことで、生理の周期が規則正しくなり、周期を自分でコントロールできるようになります。

月経量が減る人も多く、心配されがちな肥満などの副作用はありません。

Q.ピルを飲むとほかにどんないいことがある?

A.生理痛やニキビの改善も。

生理痛や貧血から解放される人が多いです。

また、子宮内膜症に良い影響を及ぼしたり、1年間ピルを飲み続けると、卵巣がんのリスクが低くなるといわれています。

Q.ピルを飲んではいけない人って?

A.喫煙者は血栓症のリスクが。

血栓症の心配がある人はピルを飲めません。

例えば、35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う人はNGです。

血圧が高い人や肥満の人、片頭痛がある人も飲めない可能性があります。