水虫の女性は意外と多数!

 

水虫が、”おじさんだけの病気”と思い込んでいたら大間違いです。

年齢に関係なくかかるし、もちろん女性もかかります。

基本的に水虫は、足が不潔だからなるものではなく、外で菌をもらうことでうつります。

最近は男女の生活習慣や行動範囲に差がなく、女性も水虫が発生しやすい環境に出入りする機会が増えたため、感染率に大きな差はありません。

しかも、感染しているのに気づいていないというケースもあります。

水虫はかゆいものというイメージがありますが、実はかゆみがないタイプが多く、見過ごしてしまうことがあります。

一年以上放置すると菌が皮膚から爪の中に侵入したり、手や体などの他の部位に広がることもあるので、何かおかしいと思ったら皮膚科へ。

季節を問わずブーツのおしゃれが流行るなど、足元がなにかと高温多湿になりやすくなっています。

そこで、水虫の種類や感染経路、、日常生活の中でできる予防法を中心に、水虫対策を紹介します。

水虫って?

水虫の原因は”白癬菌”というカビの一種です。

その白癬菌が足に付着し、ムレた状態が続くと、菌が皮膚のタンパク質、ケラチンをエサにしてどんどん繁殖します。

足裏以外にも、足の爪、手、頭、体、陰部などの皮膚のあるところならどこでもうつり、部位別に爪白癬、手水虫、シラクモ、ゼニタムシ、インキンタムシなどと呼ばれます。

ただし、菌が皮膚に付いても24時間以内(傷がある場合は侵入しやすく12時間以内)に洗い流せば、水虫にはなりません。

高温多湿の環境で一定の時間、菌が培養され、皮膚の角質層の奥に入り込むと感染します。

どんな症状が?

水虫には趾間型、小水疱型、角質増殖型、爪白癬の4タイプがあります。

1つの型だけにかかる人もいれば、複数の型を合併する人もいます。

また、冬に症状が目立たなくなっても、また次の夏、忘れた頃に再燃することもあります。

水虫は自然治癒しないので、きちんと薬で治すことです。

市販薬で十分に治るが、別の皮膚疾患の場合もあるので一度、病院で水虫かどうか検査をしてから使用したほうがいいでしょう。

趾間型

最もよく見かけるタイプです。

足の指の間が白くふやけたり、皮がむけます。

かゆみはないことが多いです。

ひどくなると指の間が切れ、別の雑菌が入り二次感染を起こして化膿することもあります。

小水疱型

足の土踏まずのあたりや指などの小さな水疱がいくつもできます。

水疱がはじけると皮むけし、他の部位にうつり新たな水疱が広がっていきます。

このタイプの場合はかゆいことが多いです。

角質増殖型

かかと中心に角質が厚くなり、ひび割れたり粉を吹いたようになります。

かゆみはほとんどありません。

長年放っておいた水虫がこのタイプに移行することがあります。

よって高年齢層がかかりやすいです。

爪白癬

単独で見られることはほとんどなく、足に感染した後、菌が爪に入り込んで爪白癬になることが多いです。

爪が白く濁ったり、厚くなったり、もろくなりぼろぼろと壊れてくることもあります。

どこで感染するの?

水虫にかかっている人の皮膚や爪が床などにはがれ落ち、それが他人の足に付くことで”人から人”へ感染します。

同居している家族が水虫なら共有するお風呂のマット、トイレのスリッパなどからうつります。

また外に出しているペットにも白癬菌がついているといわれ、そこから菌が持ち込まれることもあります。

家庭外では、高温多湿せ不特定多数の人が裸足で歩くジムやスタジオ、温泉やサウナなどの脱衣所の床は、白癬菌の生息率が高いとされています。

【感染しやすいモノや場所】

家の中では…

  • 足ふきマット
  • トイレのスリッパ
  • ペット

家の外では…

  • スポーツクラブ
  • ヨガスタジオ
  • 温泉、サウナ

予防法は

入浴時に足をよく洗う

一番の予防法は、入浴した際に足を必ず洗うことです。

菌がついても1日1回、足をちゃんと洗えば感染しません。

極端にごしごし洗わなくても、普通の石けんを使い、指と指の間も洗って流せば十分です。

ジムの帰り、24時間以内に足を拭く。

ジムや温泉などに行った時、帰り際に脱衣所の床で菌が足に付いてしまう可能性が高いので、24時間以内にもう一度足だけ洗いましょう。

ウェットティッシュで拭くだけでも、菌はある程度は消えます。

足拭きマットやスリッパを分ける。

家族に水虫患者がいたら、素足で触れ、菌が繁殖しやすい足拭きマットやスリッパは分けます。

床はこまめに掃除をすればOKです。

靴下などは、洗濯で菌も洗い流せるので一緒に洗って構いません。

 

かかってしまった時に気をつけることは?

水虫を完治させるには半年間、1日1回、塗り薬をつけて治療します。

症状が治まったからと中途半端に薬をやめてしまうと、潜伏している菌によって条件がそろえば再発します。

根気よく治療してください。

日常生活での注意点は、とにかく”足をムラさない”ことです。

を含めカビは湿気が好きなので、靴や靴下は通気性のいいものを選びます。

また、爪が長いと菌が爪に入りやすいので、短く切ったほうがいいです。

サンダルを履く。

革靴、厚手のスニーカーなどは避けて足のムレないサンダルにします。

デスクワークの時だけ履き替えるのも○。

健康サンダルは底の突起物で足を傷つけ、菌の付いた角質がぼろぼろ落ちて溜まるのでNGです。

爪は短く切る

水虫になったら、足の爪にまでうつらないように爪は短く切ります。

また、”つけ爪”は、まれにつけ爪の下に菌が入り込み手水虫になることもあります。

手足とも爪は短く切っておくほうが無難です。

ただし深爪はNGです。

5本指靴下

足に汗をかきやすい人は、それが悪化因子になることもあります。

ストッキングはムレやすいです。

靴下で一番のおすすめは綿素材の5本指タイプです。

汗をかいたら履き替えて、常に乾いた状態を保ちましょう。